そういえば英語について書き忘れていたことに気づいて、Coopでの英語経験をまとめようと思ったんだが、うまくまとまらない。考えれば考えるほど、仕事だから特別という気がしない。

一言で言うと、なんとかなった。まあエンジニアだからカタカナで既に知ってる用語とかコンセプトが多いというのもあるんだろう。話もわかりやすい論理的なものになりがちなのだろう。

私の英語が下手なせいでちょっとチームの人がイラついたシーンなんかもあったが、そういえば日本で新卒で働いていた時、日本語でもそんなことはあった。そして半年くらいしたら、イラついてる彼は大して仕事できる人じゃないということがわかっていた。

失ったことで一番印象に残っているのは、頭のいいふりができなくなったこと。私は”頭良さそう”に話すのが得意らしく(人に言われたことある)、英語だとそれが丸ごと奪われる。しかしまあそんなのなくてもいいんじゃないだろうか。

18で留学した時は今以上に英語で苦しんだり悩んだりしたが、あるとき高校時代の友達ののび太くん(仮名)に「お前は日本語でも言ってることがわけわからんから気にするな」と言われて、これはかなり勇気付けられた。先述の「イラっ」の話もそうなんだが、一見英語で困ったと思うことが実は母国語環境でも経験済みだとか、もしかしたら母国語でも結構大変では、ということは結構多い。Gitを知らないエラめのマネージャーに「pull requestベースの開発をしましょうよ」と提案するのって、日本語でも結構難しいんじゃないだろうか。というか、ボトルネックは言語じゃないんじゃないだろうか。

つっても英語やっぱ難しくて日々苦しい。特に日常会話が難しい。でもまあ伝えたい気持ちと優しさがあればどうとでもなるんじゃないでしょうか。ボロボロで下手くそな英語でも、日本語だけじゃ出会えないようないろんなバックグラウンドの人と話ができるのは楽しいものです。

グローバルな英語