会場が浅草だった。あんま浅草行ったことない気がする。とても混んでいるなー。チケットは3500円。

多くの若者が、ギターを片手に理不尽な差別や社会への批判を歌詞にした、フォークソングを歌った昭和40年代。そんな時代とは縁もなく、新宿の盛り場で起こるハプニングを隠し撮りしては、ゴシップ雑誌のネタにして小遣い稼ぎをする青年。ある日いつもと同じ歌舞伎町の路地裏で1組のカップルを見かけた。手にしたカメラのシャッターを押した時から不思議な物語が始まった。

あまり好きじゃなかった。終了後、近くに座っていた若めの女性グループが、とてもよかったとか最初から最後までツボだったとか言って大盛り上がりしていた。寝言は寝て言った方がいい、というか、舞台は目を開けて見た方がいい。…なんて思ったけど、しかしまあ、こんなのはみんな好みの問題だろう。

とりあえず音楽を使ったお芝居がしたかったんだなあというくらいの印象。キャラクターの違和感や勝手に見える展開などでとことん置いて行かれ、おとぎ話の世界に全然迎え入れてくれない…。

よかったのはリコーダーの音色。懐かしいな。小中学校でよく吹いたよね。吹いてた人も温厚でいい人そうだった。