Pityman 舞台「そのゆびにぎって2015」

子育てとはなあ、的な家族物語。

悪印象はないのだが、そもそもあまり印象に残らない作品だったように思う。それらしい感じの深そうなテーマがあって、それだけでふわっと終わってしまった。主人公は割と大きな決断をするが、それに至るまでのビルドアップがないので非常に浅はかな印象を受ける。「Xについて描きたいが、Xについてよく知らない」という人が作ったみたい。

前売り券で3000円。