つかこうへいさんというのは偉大な演出家(?)で、ファンが多いらしい。妻もまたその一人らしい。

はっきりとした展開よりも、長いセリフが多く、おお、深いことやらうまいことやらを言っているお話なのかーとか思うのだが、なにぶん一番喋っている主役の男性含めて主要な役者の誰のセリフもまともに聞こえない。キャラクターのビルドアップも不十分で、「もしかしたらここが感動ポイントなのかも…」という想像くらいしかできない。というわけで、ああ、とにかくただひたすらに長い。

島の原住民の女性は声がちゃんと聞こえたのでよかった。

しかし全く最近はハズレばかりで、私はもうライブ演劇を見るのをやめたほうがいいのだろうか。4800円。