Deep Work Link to heading

This book was discussed in this episode of rebuild.fm.

What the author says in the book is mostly consistent to my own experience. That gives me a bit of relief because I’ve met a lot of people who claim to (and I think actually do) work multitask, effectively, and I’ve always been terrible at it. It also gives me a reason to try out things he recommends in the book.

The biggest takeaway for me is probably the habit of thinking about deep vs shallow work. That helps me evaluate the way I spend my time.

I happened to be jetlagged when I finished this book, and that made me in the office 2 hours earlier than normal days. Not surprisingly, I find early morning has a great affinity with (trying) deep work. Nobody is physically or virtually there to try to find you.

One potential issue I noticed for myself after a couple of trials on deep work is that, while I can secure uninterrupted time easily, it’s hard to tell if that time is deep.

In any case, I think this is an idea worth keeping in mind. …Until I forget.

本音で生きる Link to heading

お仕事でどうも自分の信じる方向に動けておらず、それも含めて周りの人との感覚の違いがストレスだなあと感じていたときに手に取った。

堀江さんの本はこれまでいくつか読んできたが、結局全部同じことが書いてある。この本も”本音で生きる”というところからスタートしたが、程なくして、いつもと似たような言葉で、いつもと同じ応援メッセージを食らっている気分になる。

だがそれが良い。言いそうなことなんてだいたいわかってて、ただ少し背中押してもらいたいだけだから。

Fluent Python Link to heading

ようやく読み終わった…。なるほど、三ヶ月半かかっている。通勤時間しか使ってないとはいえ、読むの遅いなあ。

この人のこのtweetを見て知った。

大変よい本だった。最近は会社でもPythonを書いているので、読みながらたくさん実践できたのも良かったと思う。なんとなくしか知らずに使っている不安がだいぶ減った。具体的には以下のような点。

  • special methods一般、慣れてきた。覚えないといけなくて大変なものから、うまいこと使って楽するものになった。
  • データモデル全般とabcのあたり。
  • iterable/iteratorのあたり。

余談だけど会社で書いているPythonというのは業務外のOSS活動的なもの。チーム的に正しいことをやっても評価されないということが新体制になってもどうやら変わらないようなので、さすがにそろそろ自分のやりたいことばっかやったほうがいいんじゃないかと思い始め、たどり着いた。プロジェクトそのものもそうだし、(会ったことないけど)なかなか信頼できる人と一緒にできていて楽しい。

最初は”業務時間外”のみにやっていたが、徐々にシフトさせていって、最近はお仕事時間の3,4割程度をこれにあてている。これからもっと増やしていきたい。

数学ガール ガロア理論 / 乱択アルゴリズム Link to heading

職場のお勉強会的な場で何か発表するよう上司に言われ、半年ほど前に少し調べたり手を動かしたりしてみてプチ感動したSRPについて、それがどうしてうまいこと機能してくれるのかという数学のお話をした。結果、聴衆みなポカーンという感じで少し反省した。

その勉強会では結構みんな各々のプロジェクトに関係した特殊アルゴリズムの話などをしているので、トピックのとっつきやすさは似たようなもんだろうと思ったのだが、そうでもなかったらしい。

何はともあれ、人に説明する用に復習している過程で、あれ、数学おもしろいなあとふと思ったので、いつか読もうと思いながらもずっと読んでいなかった数学ガールを手に取った。

結果、悪くはないが次からは愚直に数学の教科書やペーパーを読もうと思った。数学ガールはところどころ「こういうイメージ」という話が出てくるのが共感できたり新鮮だったりでおもしろい一方、サイドストーリーや、数学の”冒険”が少し煩わしく感じる。

ガロアの方は買った。乱択アルゴリズムの方は妻に図書館で借りてきてもらった。乱数を生成するアルゴリズムの話なのだと思い込んでいたが、違った。

Hacking: The Art of Exploitation Link to heading

前に書いたstack buffer overflowのお話の元になったのはこの本であった。職場でお世話になっているセキュリティエンジニアが、セキュリティエンジニアになった時にまず読んだ本がこれだったのだそうだ。

細かいこと書きすぎててうざいと感じるかも…と言われたけど、多分それはもともとある程度知っている人は、ということなんだと思う。私は純粋に細かいところまで丁寧に拾ってくれて助かるなあ、と感じた。

一応読み終えはしたが、buffer overflowみたいに実際に手を動かしてみたいトピックがいくつかある。ネットワークのあたりと、WEPのあたり。

たのしいバイナリの歩き方 Link to heading

Hacking: The Art of Exploitation と同時に紹介してもらった。Hackingの方は細かいところまでディープに掘り下げる系で萎えるかもしれないから、と。しかし結果として、わからないことだからこそ愚直に掘ってくれる方がよいのだと強く思った。

この本は、このエリアのことを全く知らない人が読んで雰囲気を感じ取るためか、このエリアのことをよく知る人がコーヒー片手に軽く読んで楽しむための本なのかなと感じる。前者のニーズに関しては、実際に本の中でも「全部はわからないかもしれないがなんとなく感じ取って」みたいな説明があった気がする。けどこれって結構難しい。

私はこのエリアのことを全く知らない人で、腹くくって理解し始めたい人だったので、ターゲットじゃなかったなあと思う。