とても久しぶりだ。三シーズン空いている。記憶が正しければ、2016年にウィスラーでLevel 2落っこちて以来だ。スキーはもう捨ててしまってもいいかもしれないとさえ思った。
Day 1 Link to heading
生まれて初めて自分で車運転して行った。これからはこれが基本になるだろう。ずいぶん遠くまで来たものだ。車で行くのは帰り疲れて寝ちゃうから無理じゃねってずっと思っていたが、最近は老いを感じており、そんなにクタクタになるまで滑らないでしょ…という気持ち。
雨のSummit at Snoqualmieで脚に雨がしみてくるまで三本ほど。他と比べて通いやすいのでとりあえず今季はここを本拠地とする。
Day 2 Link to heading
大雨で山が臨時休業した翌日の雪の日。ゲレンデにボコボコ穴が空いていて落ち着かないがいい雪だった。家の周りは特に寒いわけでもない普通の雨だったから、それでも山はこうなりうるのかと希望が持てた。
シーズン序盤に滑っているとターン中の内傾をつけすぎてバランスを崩すことがよくある。これは高速下での気持ちよい滑りの思い出が先行してしまっているからだろう。シーズン序盤に限らず、斜面からの圧を感じて適切な働きかけをして安定した滑りをしよう。
Day 3 Link to heading
Winter Storm Warningさなかの日曜日。人が多かった。開業30分前に到着したが既に車がたくさんいた。途中のフリーウェイも交通量が多く、みんなで競うように山に向かっているようだった。麓の施設もたいへん混んでいて、落ち着いて一休みする場所がなかった。やはり平日午前に集中的に滑ってさらりと帰るのがよい。
一番大切にメンテしていると思われるコースでカービングを少々。とても気持ちよい。コブ斜面にいくつか行ったが、まだまだ雪が足りない。
娘がお世話になっている習い事の先生のお子さんと一緒に滑った。六歳。怖いもの知らずで難しそうな斜面でも「やってみる」と行って向かっていき、持てる力を総動員して上手に滑り降りていて大変素晴らしい。自分が六歳の頃はどんな風にスキーしてたかなあ。
Day 4 Link to heading
平日午後に小一時間スキーをする贅沢。午後三時オープンのコーデュロイな中緩斜面でひたすらカービング。よい天気のうちに滑り始めて、だんだんと人が増えてきてとばせなくなってきた＆天気が悪くなってきた頃に切り上げ。ちょうどよいタイミングで滞在できた。
その昔習得したはずの「切替時にブランコの動きで加速する」動き、あれ、どんなだったかなーと試行錯誤。忘れてしまったかもしれない。はっきり表現しようとすると飛び跳ねてしまって雪面とのコンタクトを失う。そしてターン中の時間をじっくり使って後ろに重心をずらしていくのは結構無理ゲーじゃないかという気分。その昔、おお、トップからテールまで全部使うのか！と感動したはずだったんだけどなあ。結局体現できないんだなあ。
Day 5 Link to heading
大雪の中時間にたっぷりゆとりを持って朝一で出発。案の定雪のせいで減速運転＆ところどころ渋滞。北海道で見るようないかにも雪道という道を初めて運転した。
素晴らしい雪なのだがパウダー滑る技術が低すぎてなえる。正規のコースの場合、深雪を楽しめる斜面はたいてい元はコブ斜面であり、パウダーといってもその下はコブというのが難しい。ロッカーな太い板履いたら構わず表面を舐めるようにスイスイ滑れるのかなー。興味あるけど今季はいっぱい物買ってることだし、板は買わずに色々試してみよう。
30cmは積もってるのかな…という中を特に除雪もせずに出られた。いい車＆タイヤなのかもしれない。よかった。しかしタフそうな車でも滑って全然出られない様子をちらほら見かけたこともあり、追加の備えとしてスコップもっといたほうがいいかなと思った。
Day 6 Link to heading
Alpentalデビュー。噂通り他のエリアより山らしい山だった。最近の低温＆大雪のおかげで良質のパウダー。はっきりと名前付きで上級者コースと書かれた札があるところに入っていったのにその先が林の中の無法地帯でびびった。膝までの深い雪の中、戻れないんじゃないかと少し恐怖を覚えた。幸いどうにか少し上ってからの3､4メートルくらいジャンプで済んだ。
ローカルの小さなスキー場の正式なコースでこれだからなあ。文化の違いを感じる。
それにしても前の日同様、深い雪の中を滑るのが下手くそでなえる。ただまあ、これほど深くなるとちゃんとそれ用のスキー乗っていいでしょ…と思う。自分の経験を振り返っても、スキーの性能に教えてもらった技術もあるしなあ。なんていう言い訳で一台欲しくなってしまう。
Day 7 Link to heading
会社に忘れ物をしてしまったので諦めかけたが、結局いつもより早めに出て会社に寄ってから行くことにした。初めて平日に職場のあるエリアに車で行った。思ったほど道は空いていなかった。
不規則な自然コブをひたすら二時間ほど。難しいよう。まずは小回りしたい気持ちを捨てて、滑り続けることにフォーカスするのがよいかもしれない。
Day 8 Link to heading
Summit Eastに行ってみた。ゲレンデが小さいような印象だったのか、ノーマークだった。結果、ゲレンデは小さかった。細いコースたちが何度も合流し合う、ローカルのファミリースキー場って感じがするエリアだった。
中〜中急斜面にここ数日の大雪パウダーからコブになりそこねた感じの未熟なコブ斜面でごにょごにょ練習。不規則なコブでタイミングを合わせたいから行うクイックなターンは、ついつい左右の動きに気が取られるが、ここでもまた前後に気を使うのがよいのかもしれない。どんなターンであっても、テールで仕上げてトップで始めたい。
Day 9 Link to heading
二月最初の日曜日。朝一からSummit Centralのコブ斜面を滑り、混んできた頃に退散。一時間半ほど。
ちょっと硬いアイスバーンの上にふわりと一晩分の雪だけが乗っかったようなコブ急斜面。更に不規則に大きなコブばかりで滑りにくい。斜度と斜面状況の両方が同時に厳しいので、多分自分のレベルをはっきり超えていたと思う。お上手に滑れるようになりたいなあ。切替時のポジションを死守するのが一番大事そうだなあなどと考えながらちまちま練習した。
いやあ日曜は混むなあ。ゲレンデもそうだが駐車場も停まっている車＆空きを探す車でいっぱいだ。そういえば前回日曜日にSummit Centralに来たときは帰り空いていたが、あのときはほぼ営業終了まで滑っていたのだった。
Day 10 Link to heading
平日の三時くらいから三時間ほど。大雪。アイスバーンのコブに雪がどんどん積もって次第に滑りやすくなるもんだから、切り上げるタイミングに困った。もっと滑っていたかった。
これぞ雪道という夜道を走って帰った。しかし山を降りて雨に変わった辺りのほうが怖かった。郊外のフリーウェイ、車線を分けるあの白い線が見づらい。
Day 11 Link to heading
日曜の朝。いつもどおり朝一で入って混んでくるまで。の予定だったが気温が高くなるに連れてコブが滑りやすくなるので、二回ほど愚直にリフト待ち行列に並んだ。
後半一回突然人に声かけられて「あなたみたいに一つのラインでちゃんと滑り切るのはどうやるんだ」と聞かれた。いや、まさに私もそれができないことばかりだからちまちま練習しているんですよ…。滑りを見せてもらったらとても安定していて上手ではあったが、確かに上体が足についていきがちだったので、上半身と下半身を分離させてショートターンする練習するといいですよと偉そうにお話した。
うまくなろうと考えながら滑っている人もいるんだなあ。お互いがんばりましょう。
Day 12 Link to heading
日曜の朝。集中力が切れてくるまで二時間ほど。日曜はリフトに並ばなくてはならないほどに混んできたら退散することにしているが、この日は一向にその時が訪れず、去り際に困った。世の中は三連休の中日。関係あるんだろうか。
ベタ雪新雪がほんのりコブ斜面になろうとしている悪雪と言っていいであろう斜面をひたすら。雪がもっさりあるためスピードが自然と抑えられる一方、自然にターンしたいと思える場所がない。「降りているだけ」でいいやと割り切って滑ると割とよかったりするので、あまり深く考えずにマイレージだけ稼ぐつもりで滑るなんていうのもたまにはありなのかもしれない。
Day 13 Link to heading
月曜の朝。前日の続きの練習をするつもりで行ったが、夜中にしっかり雪が降ったようで、だいたいわかっている不整地の上に膝下程度のパウダーという、練習とエンタメを兼ね備えたなかなか良いコンディションであった。
ターン開始時にトップから入る動きは、もっと体の中心を引き締めて体幹使って行うのかもなあ。パウダー滑るとこれが必要だと度々気づく。普通のコブでもやってみよう。
Day 14 Link to heading
日曜の朝。Winter Storm Warningの前半。隣のリフトが止まって御用達のリフトが早めに混みだしたこともあり一時間ほどで10本ほど滑って退散。視界不良にビビりながら新雪に隠れた荒れ地〜コブ斜面をひたすら。
Day 15 Link to heading
月曜の朝。最近は時間とともにどんどん滑りやすくなるということが多かったが、この日は逆。夜のうちに雪がたくさん降っていたはずだが、風もまた強かったので吹っ飛んだ様子。硬めのコブの上に少々の新雪＆吹き溜まりという感じ。お上手になりたいなあ。
Day 16 Link to heading
日曜の朝。ベタ雪が圧雪された滑りやすくも脆い斜面をカービングしたり、残しておいてくれたコブ〜悪雪を滑ったり。カービング気持ちよい。混んでくるのがいつもより早く、一時間半ほどでそそくさと退散。
Day 17 Link to heading
月曜の朝。前日に発見した斜面は結構良かったので何度かリピート。
Day 18 Link to heading
日曜の朝。夏時間始まってなんかちょっと時差ボケ。コブが硬めで、悪雪よりは滑りやすい。